、基本書を読んで勉強したつもりになって暗記をしようとしない者、こういう人たちにとって私のサイトは有益どころか有害このうえないものとなる。
私のサイトがこのような人達の「心の正当化」に使われ、結果的に不合格者を作り出しているとすれば、それは私の目指すところではなく、サイトの方向性を考えねばならないと考えた。一方で、私の考え方を自分なりに応用し、短期に合格した人達からの感謝のメールもあり、そのようなメールをもらったときには、「ああ、しんどくてもサイトを公開しつづけていてよかった」と心底からそう思う。そうしたメールがこのサイトの原動力となっている。
私は過度の演習が非効率だといっている。そのうえで、通常考えられているよりも少ない演習を効率的に行うことで十分に実力は付く、という主張だ。丸暗記は非効率で本試験のひねりに対応できないといっている。理解を利用することで暗記が抜群に省力化することができ、本試験のひねりに対応できる、という主張だ。演習が無意味なわけでもなく、暗記が不必要なわけでもない。
どうして「自分の都合のよいように、自分のこれまでを正当化するように、他人の主張を利用するのだろうか」
人間はそれほど弱い生き物だということなのだろう。
悔しかったら全力を尽くしてみろ。
それでも合格しなかったら、それは仕方のないことだ。
TOPページへ
姉妹サイト CPA-LAB公認会計士 合格体験記集