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TOP > 試験委員も驚く受験生の租税法の実力           (2006/7/16)

ブログのほうに掲載したものだが、なんだか評判がよい?ので、こちらに載せておきます。

租税法の試験委員はきっとびっくりすることだろう。
みなのできの悪さに。

と私が感じるほど、受験生の租税法の勉強は進んでいないように思う。

なので、少し難しい論点がでると、総崩れになることが予想される。
なので・・・・。

基本を完璧にしたものが勝つ。

というか。

基本を取り損ねると、すごく痛い。

というこれまでの会計士試験の傾向が、より強くでる科目となる。

だからこそ、私が租税法の勉強法で述べた法人税の5論点は、絶対に完璧にしておくことが必要だ。
時間の関係で他がおろそかになるのはやむを得まい。

具体的には、これまでの三次試験の租税法の過去問&サンプル問題の法人税部分を何度も繰り返し、完璧にしておくことを、私ならする。

税理士試験の過去問はこの際捨てよう。みるだけにして。
それよりも低レベルの旧三次試験過去問(税制改正には注意)か、それと同程度の受験予備校の基礎問題を、「これでもか!」「この時期にこんな簡単な問題ばかりやっていていいのかっ!」というぐらいがいいだろう。
(もちろん余裕があれば高度な問題をやればいいのですよ)

消費税も所得税も同じだ。
計算問題はまったくの基本論点だけを準備し、あとは切ろう。

ただし、理論は切ってはいけない。理論は短時間で比較的高度な対策がとれるし、知っていると知らない、だけで点数が違うものだ。

計算は、知っていると知らないだけでなく、さらに、数値の計算も合わせなくてはならない点で、理論よりも習得に時間がかかる。

つまりは、「高度な計算問題をやる時間があったら、低度の計算問題を繰り返し、高度な理論をたたき込む」ということ。高度な理論も詳細でなく概略でいい。

「高度な計算問題を切る」というだけの話だが、これを思い切りやれば、ある程度の時間を捻出できる(と思う。人によるけどね)

なんせ、高度の理論さえ概略だけでも押さえておけば、高度の計算問題がでた時に、完答は無理でも、部分点はもぎ取れるから心配することはない。

租税法どうしよう・・・とお悩みの貴方。
リスクはあれども、試験で勝負するなら、高度な計算は捨てよ。

低レベルというか、基礎論点こそが最重要論点だ。

計算は、重要論点問題を深く何種も何度も。理論は広く浅く。
これぐれも5論点は完璧に。

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