TOP > 人格勉強法 (2005/4/28)
「しっかりと理解して、しかも、忘れない」そんな勉強はどうすればいいのでしょうか。 それは勉強に人格を応用する方法です。 これで、理解と暗記がばっちり!?かどうかはわかりませんが・・・。 さてその方法とは・・・・・・・ |
「その科目を好きになること」です。
何も勉強それ自体を好きになる必要はありません。その科目を好きになればいいのです。使い古された言葉ですが、好きこそものの上手なれというわけです。「そんな事言ったって、そんな簡単に好きになれないよ。そもそも理解できないから好きになれないんだよ」という声も聞こえてきそうです。でも、考えてみてください。好きになったらきっと得意になると思いませんか?好きなものを勉強するわけですから、集中して勉強できるでしょう。
だから。
「好きになる努力をするのです」
以前、今は閉鎖された渡辺講師(元LEC講師)のサイトで、「勉強が好きなんて、ベテランへの道だ。勉強が嫌いだからこそ、『こんな勉強はもうしたくない』と感じて、その一時期だけ勉強して、それで短期合格するのだ」という趣旨のことを書いていました。
人によるのだと思いますが、私はそうはおもわないのですよね〜。
確かに細かいことまで調べだして、枝葉末節にこだわり過ぎるような勉強は受験長期化への道と思います。
でもそれは好きになることが悪いのではなくて、力の入れ方が間違っているだけです。
そして、勉強そのものが好きになることもないのです。
その科目が好きになればいいのです。
そのためのヒント。
それは、他人の長所を見つけ出す気持ちを訓練するのです。あなたが他人に厳しい人なら人格や価値観を変える必要があるかもしれません。
たいていの人は自分に甘く、人に厳しいものです。人の欠点はよくわかり、その欠点をけなすことで、自分の優位を保とうとします。
でも、どんな人にも長所はあるはずですよね。それを見つけ出す訓練をしてみてください。訓練といっても、毎日反復的に何か訓練するわけではなく、今、あなたの嫌いな人の長所を思い出すだけでよいのです。そして、その人たちを好きになってください。それがそもそも魅力的な人ならば、簡単に惚れるでしょう。そして、これまでそんなに魅力的でない人たちでも「まあ、この辺りは長所だよな。うん、よしよし」という程度になれるでしょう。この程度でいいのです。その感覚を忘れないうちに、会計士試験の科目に応用してみましょう。
簿記のけなげな長所がみえてきませんか?
企業の経済活動を忠実に写像しようとがんばっているのだけど、企業の経理担当者が面倒臭がり屋なもんだから、仕分けも簡便なものに無理やりされて、決算整理で苦しんでいる姿を・・・・。
財表ががんばっている姿が想像できませんか?
理想の処理はそうなんだろうけど、リース業界、保険業界はうるさいし、経済あっての会計だし・・・・。持ち分プーリング法も、気持ちはわかるけど、世界的に統一することが重要なんでしょ。よしよし。
監査論がばんばっている姿を想像できませんか?
企業から金もらってんねんから、そりゃ限界あるわな。でも、その中で一所懸命がんばっとんねんな。
原価計算ががんばっている歴史がみえてきませんか?
まあなんだ、神様でもないかぎり本当の原価なんてわからないよね。でもまあ概算でもいいから数字がでれば意志決定には役に立つかもしれないね。
などなど上記は考え方のイメージですが、人の長所を見つけ出すというよりも、包容力のある見方をする、というほうが近いかもしれません。
人の長所を見つけ出したり、包容力のある見方をしたりするのは、人格のある人でないといけません
だから人格勉強法なのです。
私に人格があるのかって!?・・・・どうぞ私に構わず、勉強してください。
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