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楽に合格する方法教えます (2001/7/5)

タイトルに惹かれてクリックしたあなた、残念でした。そんな方法はありません。

以下、当Spok'sLogからの転載です。

楽に合格する方法はあるのか?

 「理解する」ということは「とても苦しい」ことなのだと思います(程度の差はあれど)。
 理解しようとする時は、頭の中にばんやりとしたアメーバのようなものが飛び交い、それがまた大きくなったり小さくなったり・・・その時はものすごく苦しいです。逃げたくなる時もあります。でもその苦しさを越えると、パーっと霧が晴れたように、すべてのものがクリアーに感じるのです。たぶんこのように感じるのは私だけではないと思うのですが・・・。
 私の周辺の人を観察していると、理解の仕方がわからない、理解がしずらい、と悩んでいる人の8割ぐらいは、この「苦しさ」を体験したことがないか、「苦しさ」を避けているのではないと感じています。
 私の強調する理解による短期合格法は、合理的で楽に見えるかもしれません。しかし、理解するという事そのものが苦しいことなのですから、楽なわけではありません。苦しい方法です。もちろん、丸暗記勉強法より合格可能性は高いと信じています。丸暗記勉強法だって苦しいはずです。ただ、その苦しさの質と効果が違うのです。
 この試験は楽には合格しません(一部の天才肌を除いて)。苦しむことでしか、合格しないのです。ただ、正しく合理的に苦しむことが必要です。その正しい苦しみ方を私は主張しているつもりです。
 最近、勉強法の相談メールをよくいただきますが、そのへんを誤解して、「楽に理解できる」「楽に合格できる」方法を教えてほしいという方がたまにいます。
 私が主張しているのは、限りある脳の資源を有効に使い最も短期合格可能性を高める方法であり、決して、楽に合格するためのものではないのです。ただ、無駄な努力や苦しみをできるだけしないようにするというだけのものです。
 きょう届いたメールをみて、またこんなことを考えてしまいました。

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