理解を覚える
2022/07/28
あのね、会計士試験で必要な理解なんて浅いもんよ。
研究者になるならまだしも、実務家試験に受かる必要最低限があればいいのです。
「でもね~。理解って言われても、よくわからないんですよ。理解重視っていうのは地頭がいい人だけに適合するものじゃね」
わかる必要もない。
即答できる状態にするために思い出しやすいレール、ガイドを覚える。これが、試験に必要な理解。
わからない、というのであれば、理解を覚えればいい。
「理解を覚える!? なんか変じゃね。」
なら、まずは定義を理解して覚えるところから入ってみよう。
定義は、そのものを表し、その他のものを表さないよう、先人達が知恵を絞って言葉を最小限に選んだ俳句のようなもの。
なぜその定義になるのか、目的、何を表して何を表していないのか、それを覚えてみよう。
理解をひとつ覚えても、楽にはならない。
でも、理解を2つ3...8つ9つ覚えると、100の項目を直接覚えるよりも、楽に100項目を思い出せるようになる。
なぜなら、理解とは、必ず2つ以上の要素を結びつけるものだから。(セパレートするのも、結びつけるものに含まれる)
理解と暗記を切り離して考えてはいけない。
理解とは暗記作業をしないことではない。
理解も暗記のひとつの要素。
理解を覚えれば、暗記項目が格段に減るのだ。
理解重視、暗記重視?
東大教授が教える独学勉強でも、コツとして理解を利用することが記載されています。