小学校6年生の国語の教科書として書かれたものなので、易しい言葉の中にも
とても重くて深い意味のある文章です。
さらっと読んで5分〜10分の文章ながら、10ヶ月もの推敲を重ねて書き上げたという
本書は読んでいくうちに………。
簡単な文章、大きな文字、せっかくなのでゆっくり声を出して読むといいと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
司馬遼太郎氏が1989年に小学国語の教科書向けに書いた2作品を収録。氏が子どもために書いたものはこの2つのみだという。本書は2001年に刊行されたが、こんな時代に再び注目を浴び、広く読まれるようになったことには………年代では、誰が後々そうしたことの担い手になるのだろう・・・とふと考えを巡らせた。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
学問をする中で、過去を振り返り、今の自分を考える。この本から学ぶ時の、この学びのプロセスをすべての勉強に用い、この心のゆとりを持ってやることが、本当の「ゆとり教育」だと私は考える。しかし実際の学校教育はどの科………がっているのではないだろうか。(話が大分それたが、この場をもって書いてみました。)
このレビュアーはお薦め度を5としています。
何度読んでも、いや、読めば読むほどに、胸が、目頭が、熱くなります。
司馬さんが、我々すべての大人の気持ちを代弁してくださっている。そんなふうに感じます。
小5の子供のために購入しましたが、当人は感心こそして………厚い表紙に、中身は光沢のある上質紙。「永久保存版」の本書にはもってこいだと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書は大きな話題をよんでいるだけあって内容はとてもよく是非多くの子供達に読んで欲しいと思う。特に、後半の「洪庵のたいまつ」は拝金主義の蔓延している今日の日本人にとって充分示唆に富んでおり、感動した。
また、本書に………せるべき本であるだけに、子供の小遣いで購入することができる価格帯にすべきであろう。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)