私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))の書評

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9 人生観を掘り下げるべきか?  1 point獲得のBEST書評  支持率 50.04 %

どんなに熱中できることがあっても、その楽しみを共有 してくれる仲間や競争相手がいなければ辛い。私塾のす すめとは、同じ価値を共有し、一緒に働きたいと思う人 がネットによって近い存在になったからこそできるもの であ………。彼らに共通するところは、 このような不器用さを奥に秘めた、人間的な強さであろう。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

10 志向性の根底にあるもの  1 point獲得のBEST書評  支持率 33.34 %

シリコンバレーに住み多くの時間をネットの空間の中で過ごす梅田望夫氏とブログさえ書かない教育者齋藤孝氏の対談。対話を読んでいるとネットに関する二人の考え方の間に少しずれがあると感じられる。しかし、まとめにもあるが………、変化する現代社会を理解するヒントを得ることができる本として捉えるとよいと思う。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

11 現代の対談形式啓蒙書  1 point獲得のBEST書評  支持率 50.04 %

新進気鋭の教育者とビジネスコンサルタントの対談。ロールモデルの考え方から始まり、教育論、日本人観、幸福論と議論が展開する。閉塞感のある日本の現状を打破するために、明治時代の私塾的な啓蒙の輪を広げる必要性、そして………思いが至るところに散りばめられており、大変啓蒙的である。若い世代にもお勧めの書。

このレビュアーはお薦め度を4としています。

12 今私たちがなすべきことは,彼らのような道しるべを師とし,学び,現在の閉塞しきった日本を変える一助にならなければならないということではないだろうか。  1 point獲得のBEST書評  支持率 100.05 %

 齋藤孝と梅田望夫の対談をまとめた本。私は梅田氏の著作は全部読んでいるので,その一貫として本書を購入した。はじめは,梅田氏の視点から齋藤氏の意見を,古めかしいものだとやや批判的な目で見ていた。梅田氏も内心はそう感じ………閉塞しきった日本を変える一助にならなければならないということではないだろうか。

このレビュアーはお薦め度を4としています。

13 文化資本者の梅田さんを理解する  1 point獲得のBEST書評  支持率 33.34 %

自分はITのもたらす未来像に興味がある。梅田さんはひたすらウエッブの世界の未来像をポジティブに捉える、そして若者にその明るい未来の伝道者として語りかけてきている。彼がよく言う「けもの道」へ導くために。 多元で多………も養老先生との対談で廃藩置県をもじって廃県置藩による藩校の復活を話しておりましたね。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

14 ポジティブおじさん×2  0 point獲得のBEST書評  支持率 0.03 %

一見それほど重なる所の無いように見える二人だが、実は両者とも福沢諭吉に私淑しているという共通点を持っていた。 つまり、バリバリの近代主義者なのである。 面白いのは第二章、二人の違いがはっきりするところ。分からな……… どちらにせよ、結局ついていけない駄目な人はどうしたらいいのかは教えてくれません。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

この書評の本は・・・・・ 私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))