豊富な事例やグラフなどを用いているので親族、相続が立体的に理解できる様かなり工夫されている。往々にしてこの分野は平板な記述の教科書が多いが、本書はそういった退屈さからは無縁のものである。また判例などについても広くカバーされているので、各種試験対策に有効。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
内田民法の家族法編。
判例の解釈を中心に所々で自説を展開している。
それにしても内田先生の教科書は読みやすい。
法解釈を概説するだけの本は,実際の事件でその論点が
どう問題になるのか自分で考えてイメージしなければ………法の分野は平成に入ってから続々と重要判例が出ているので
出版が新しいのもうれしい。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
これまでのシリーズ同様、親族・相続のことがよくわかります。やはり、民法の基本書といえば内田貴の右に出るものはいないと再認識される本です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
・家族法・相続法が一冊というのはウリ。2冊買わんでいい。
・事例が好きな人はオッケイ。理論が欲しい人はイマイチ。
・判例数が多い。
・大村教科書(家族法)との差は、基本民法シリーズよりは少ない。
大村先生の教科書がそ………、という本。
相続法・家族法が一冊で済むので、とりあえずかっとく、と言う本でもある。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
内田民法シリーズらしく、よくまとまっています。
文章も平易で、事例を多く収録していることから、抽象的な法律論がイメージしやすくなっています。
しかし、これも内田民法の特徴だと思いますが、項目分けがあまりにも細か………る私的保護法、相続法は財産法の時間的延長という視点で書かれているような気がしました。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 民法IV 補訂版 親族・相続