齋藤氏と梅田氏による新書コラボが実現した。内容が素晴らしい。失礼ながら、お二人とも外見はクールな印象を与えるが、放つメッセージはとてもホットである。何といっても胸を打つのは、二人に共通した問題意識だ。彼らは………第3章 「ノー」と言われたくない日本人
第4章 幸福の条件
おわりに 私塾による戦い(梅田望夫)
このレビュアーはお薦め度を5としています。
前作『ウェブ時代をゆく』で示された、学びの場としてのウェブ空間の可能性について、お二人の様々なエピソードを交えての対談なのですが、両氏の立ち位置の違い-教育者(齋藤さん)と啓蒙家(梅田さん)の違いが垣間見えます。齋………道に迷っている人に一つの道標となる一冊・ポンッと背中を押してくれる、そんな本です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
今にときめく二人の対談集である。奇しくも同じ年に生まれた二人の相似と相異が微妙に出ている点が読んでいて勉強になった。
「相異」について。
斎藤はネットに関して積極的ではないとはっきりと発言している。梅田………。
このように相似と相違を楽しんでいるうちに あっというまに読了してしまった。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書は「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝氏と「ウェブ進化論」の梅田望夫氏の対談書です。
「私塾のすすめ」と銘打ってはいるものの読者に対して言葉をストレートに投げかけているわけではなく、彼らの「人生論」のようなも………」的な本書ですが、人によってはそこから色々なことを学ぶことが出来ると思います。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
待望の書。で期待以上!私塾の奨めというより、斎藤さんと梅田さんの人となりが顕れていて、お二人がこんなに熱いものを内在していたなんて、ある意味衝撃的!斎藤さんの他書にもかなり興味が湧いてきた(梅田さんのは、大体、所有している)。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
一人は教育、一人はITにおいて、現在の立場を築いた二人の対談を3回分、活字に起こしたものであり、掛け合いが興味深い。ライフスタイル等はそれぞれに特徴があるが、深いところでは共通した考え方を持っておられるようだ。………ています。「ゲーテとの対話」と「ツァラトゥストラ」は今後読んでみたいと思いました。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
文字通り時代を切り開いている二人の対談。
テーマは学ぶということ。
現在における日本の雰囲気・空気などを踏まえて問題提起と解決策を示している。
幕末時代の「私塾」を模倣して、
今の時代に合致したものができないだ………くる。
小難しい教育論は専門家に任せて、
より身近なテーマとして考えさせられる一冊だ。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝さんと
「ウェブ進化論」の梅田望夫さんの対談が一冊の本になった感じです。
ふたりは同い年でありそれぞれ全く逆の道(教育とIT)の最先端を行くような感じですが底辺にある部分は恐………とつくづく「似た者同士」だしこの2人に限って言えば「似た者同志」って表現が相応しいです
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))