公認会計士vs特捜検察の書評

支持率でソート( 大きい順小さい順)  

17 著者が無罪であることは明白である。  70 point獲得のBEST書評  支持率 82.44 %

私は大手監査法人に勤務する公認会計士です。公認会計士として以下のことを述べます。監査人は企業会計原則を基礎とし監査小六法等に記載されている数々のGAAPを判断基準とし、監査人としてGAASに準拠し監査業務を遂行します。最終的に………なぜなら神は私の無実を知っているからである。」 私はこの言葉に敬服の念を禁じえない。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

18 事実と真実、そして現実  22 point獲得のBEST書評  支持率 81.54 %

たったひとつの事実、すなわち真実の認定がなにゆえかくも難しいものであるのか。私たちの普段のビジネスにおいても、自己の利益獲得や自己保身のために事実を曲げる、黙る、立ち去るといった姿を目にすることは珍しくない。そし………実を丁寧に記述している。 社会生活に疲弊したとき、正義に生きる著者に、強く励まされる。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

19 推定無罪の原則はどうなったのか?  4 point獲得のBEST書評  支持率 80.04 %

 遠い昔、法学部で刑法の理念を学んだことがある。今は法曹界とは関係のないところに身をおいているが、強大な国家権力を背景に国家が人を裁く上での根本的な誤謬のリスクが近代刑法の制度には内在されていたと理解している………。国策捜査には、同義的な責任も刑罰であがなわせようという権力者の暗い心を感じる。 

このレビュアーはお薦め度を5としています。

20 背筋が凍る  4 point獲得のBEST書評  支持率 80.04 %

ここでもまた、恐ろしい日本の司法制度が白日の下になりましたね。 一般の方にとってはにわかには信じ難い事ですが、司法制度の闇は現実に存在します。 筆者も仰っていますが、日本の刑事裁判の有罪率は99.9%。 もはや日本の刑事………れ、国民の安全を国が脅かすことのないように 安心して暮らしていける世の中を切に願います

このレビュアーはお薦め度を4としています。

21 裁判所の怠慢  19 point獲得のBEST書評  支持率 79.24 %

冤罪なのかどうかは実際にわからないが、細野氏が証拠を提示している にもかかわらず、裁判所は論点をずらして実刑を言い渡している。 裁判所は本来行うべき業務の怠慢としか思えず、さらには見方に よっては、裁判所と検察との………理的な理由が無い限り、裁判所が一審の判決をそのまま引きずる ことは問題と思われる。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

22 同じ会計士として  28 point獲得のBEST書評  支持率 75.74 %

私は中堅監査法人で監査業務に従事している。 大手でない監査法人のクライアントは、それなりにリスクがあるところが多く、 何度か会計処理をめぐってクライアントと対立したこともある。 非常に難解な経済事象(取引)をどの………うと本当にぞっとする。 著者の信念の強さに感服するとともに、著者の無罪を信じている。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

23 正義とは?  3 point獲得のBEST書評  支持率 75.04 %

 何気なく手に取った本だが、一気に読んでしまった。この本の著者であられる細野祐二氏の 裁判での無罪確定を願わずにはいられない。司法の世界は一般社会には閉ざされていて、その実態はわからない。しかし、この著者の凄まじいま………ないのかもしれない。しかし、人間として、やっていいことと、悪いことがあるはずだ。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

24 これが日本の司法の現状かと思うと恐ろしい  20 point獲得のBEST書評  支持率 74.14 %

本のはしがきにあるように、この本を司法関係者、報道関係者、そして一国民として読んでほしい。 まるで一昔前の特高警察のような取調べまた、怠慢な裁判が今起きているとは信じがたい。 特に弁護士、裁判所の怠慢ぶりには怒りを通………っているから会計士の先生に相談するのだ。著者のような会計士が増えてほしいものだ。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

この書評の本は・・・・・ 公認会計士vs特捜検察