旧版(第2版補訂版,2000)をお持ちの方で、この第3版を買うべきかどうか検討中の方向けのレビューです。 私が早速購入し、新旧両方を1ページずつ比較対照しつつ勉強してみた感想をご報告します。 結論から言えば、………な「収穫」は1%の感しかない、という点です。 少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
内田先生の本は言わずと知れた基本書シェアNO 1です。私はこの本を読んで非常にすばらしい本だと思いました。特に総則の意思表示のところ〜代理あたりまでは総則でも特に難しいところですが、他の基本書より飲み込みやすい………は、内田先生の本が買われる理由がわかります。(ただあくまで「総則」に関してはです)
このレビュアーはお薦め度を4としています。
内田民法には肯定的見解と否定的見解がありますが、
どちらも当たっていてあとは好みの問題でしょうか。
そういう意味では☆5とするのはやや過大評価かなと
私は思います。
ちなみに、「第2版と比べて内容の改正はない。」
というレヴューがありますが、少なくとも「詐欺」の
ところは改訂されてます。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
難しい問題点も非常にわかりやすく丁寧な記述。最新の判例の動向、口語化された民法にも完全対応している。各問題点で判例をベースとした事例の図つきで、理由付けも詳しく、これを基本書とする人が多いことがうなづける。難点………いるところがあり、それはそれで非常に説得的ではあるが、気をつけたいところである。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
司法試験界では定番のひとつといわれる内田民法。
この本の評判はおおむね良いものなのに
なぜかあまり薦める人がいないのは
おそらく次の理由からだと思われます。
1択一試験用としては知識が不安
2論文試験用としては記述がや………ることには間違いありませんが
司法試験とのレベルでみると・・・といったところです。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
だいたい内田民法は評価が高いですが、イマイチだと思うところをあげるので、参考にしてもらえたら、と思います。かえって長所になるところもあるかもしれません。
1.叙述の仕方がうっとうしい
あまりストレートな表現………と思うので、「みんな内田だから内田でいいや」という前に参考になるかもしれません。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
初学者で他の本はダットサンくらいしか見ていませんが、少なくとも「読みすすめられる」本であるとは思います。
学説の説明などは、著者の好みというか、判断で省かれていますが、伊藤塾の講義の具体例などにも使われているので併用しています。
最初の一冊としてはいいのではないでしょうか。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
まわりを見渡せば法学部生はなぜかみんな持っている。
そんなにいい本なのかなあと思って買ってみたら、
なるほどみんな使っている理由が分かった。
とにかく理解しやすい。
著者が言うように、教育的観点から書かれたと………はするが。
本書を読めば内田式民法は理解できる。
そして内田式民法は分かりやすい。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ 民法 I [第3版]総則・物権総論