本書は、著者の公認会計士やアナリスト経験から紡ぎだされた、プロの視点から決算書の読み方のコツを指南する一冊。決算書の読み方を、「会計利益の質」という面からアプローチするという、今までありそうで無かった本です………平行して読み進めることをお勧めします。そうすれば、より一層理解が深まるでしょう。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
会計に関する指南書は数あれど、ここまでツボだけを押さえて解説しているモノも無いでしょう。特に、貸借対照表、損益計算書とキャッシュフロー計算書が、どのようにリンクしているのか、またそれが不正会計時にはどのよ………おかしい」と感じるレベルになって初めて、著者の言いたい事が理解出来るのでしょう。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この本を読むことで理解できること、それは正直な企業(もしくは安全運転な企業)を見つける足がかり、そしてそのような企業を見つけることの大切さではないでしょうか?
投資のみではなく、就職・転職活動を行う際にめぼしい企………やり利益を上げてる企業には行きたくないですよね。どうなるか分からないですから。)
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ 決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール