問題解決ツールは巷に多いが、問題発見ツールは余り体系だって整理されたものは少なく、そういった意味ではなかなか面白い試み。エッセンスとしては、①問題発見のとっかかりの視点を提供し、②問題の定義の仕方や分析・アプローチの………でさっと知りたいポイントが探せること。これだけも、なかなかまとまったものはない。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
前著、「問題解決プロフェッショナル」は衝撃的内容だったが、本書はその前段階とも言える、「問題を発見する能力」について解説をした本です。
「MECE」、「C/S、C/E分析」、「コーザリティ分析」などは前著とかぶってい………が問題なのか?」を問い、そこに向けての解答を導いてくれる本はそれほど多くありません。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ 問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」