ブルーオシャン戦略、というとまた新しい戦略コンセプトか、という気がするが、なーに読んでみると単なるポジショニング論のおさらいである。通常、市場というのは開発者(例えばウォークマン)が市場を開き、その後で後………いかも知れない。ただ、これを革新的コンセプトだと思って吹聴すると赤恥かきますぞ。
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マーケティングに関わっている人が読めば、考え方そうは新しくない事が分かります。ブルーオシャンという言葉は新しく聞こえますが。
中身としては、過去の事例を元に、フレームワークに落とし込んでの解説なので分かりや………た。
ただ、似たような話が繰り返されている部分もあり、後半は飽きてしまいました。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
ほとんど結論部のP205から引用します。
「たいていのブルー・オーシャンは、レッド・オーシャンの外ではなく内に生まれているのだ」
・・・でしょ?やっぱり。
「青い鳥」じゃなかった、「青い海」を目指して挑戦する事………ジナルじゃない、と、
先人をきちんと評価しつつ、はっきり認めるべきだと思います。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
まったく新しいコンセプトのサーカス、シルクドソレイユの例がすばらしい。分析の枠組み、考え方、ポイントの的確さ、納得性、思わず唸ってしまうほどだ。
著者はこの種の分析には非常に明晰な頭脳を持っている。
しか………としては面白いが、残念ながらあまり応用の参考にはならない本になってしまっている。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
非常に為になる理論でした。
訳本なので多少難解な記述も散見するのですが、
(本当は原書で読むべきなのでしょう)
「既知の市場空間=レッドオーシャン=競争激化」
⇔
「未知の市場空間=ブルーオーシャン=競争皆無」
とい………ス一般だけでなく、
「人間関係」や「恋愛」にも当てはまる事実ではないでしょうか。
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この本を読んでかつて読んだ「戦略シナリオ」を思い出しました。今これだけ注目されている本ですが、内容としては前書でも同様の趣旨は当然記されていています。新しい理論を提示しているとは思いませんが、「新たな価値………革をしようとする場合だけでなく、様々なビジネスシーンでも活用できると感じてます。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
第一部はうんうんとうなりながらページが進んでいく。過去の成功事例をブルーオーシャン戦略として説明していく様は圧巻。
しかし、第二部以降は、急に記述の抽象性が高まっていく。確かに、これからの話は例示はできないし、もし………局はブルーオーシャンって成功事例を後付けで理屈化しているだけかもしれませんね。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
多様性、価値観、全体像を把握することの大切さを知ることのできる内容です。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)