二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)の書評

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1 元気の素です。  20 point獲得のBEST書評  支持率 100.05 %

テレビでこの本を知って、早速購入しました。呼んでみて、感動の涙が出ました。なんとも奥の深い、それでいて的確な言葉で人間、人、と言う存在について書いてあり、落ち込んだりした時に読み返そうと思います。難しい言葉が………れているわけではないので、小学生高学年から、中学生、高校生は一度は読んで欲しい本です。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

2 本文と写真の相乗効果。永久保存版です。  15 point獲得のBEST書評  支持率 100.05 %

 何度読んでも、いや、読めば読むほどに、胸が、目頭が、熱くなります。  司馬さんが、我々すべての大人の気持ちを代弁してくださっている。そんなふうに感じます。  小5の子供のために購入しましたが、当人は感心こそして………厚い表紙に、中身は光沢のある上質紙。「永久保存版」の本書にはもってこいだと思います。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

3 1996年亡くなった司馬遼太郎さんの若者への遺書  24 point獲得のBEST書評  支持率 96.04 %

「21世紀に生きる君たちへ」の表題どおり、そして文章の中にも出てきたが、司馬さんは、遂に見たかった21世紀を見ることができなかった。生前の司馬さんの講演を思い出す。 東アジアでちっぽけな国になっても誇りをもっ………易簡潔ながら心のこもった「日本人みんなへ宛てたかけがえのない遺書」であるのだから。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

4 高みへ  21 point獲得のBEST書評  支持率 95.54 %

平易な、選び抜かれた言葉の響きそのものを、まず楽しむことができます。読み進む度に、意識を一つ高いところへ持って行かされているように思うのは、視野を広げて視点を変えて、大らかになれというメッセージにあふれているからだと思います。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

5 声を出して読みたい  17 point獲得のBEST書評  支持率 94.44 %

小学校6年生の国語の教科書として書かれたものなので、易しい言葉の中にも とても重くて深い意味のある文章です。 さらっと読んで5分〜10分の文章ながら、10ヶ月もの推敲を重ねて書き上げたという 本書は読んでいくうちに………。 簡単な文章、大きな文字、せっかくなのでゆっくり声を出して読むといいと思います。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

6 大切なことば  47 point獲得のBEST書評  支持率 92.24 %

この書は小学生にむけて綴られた書ですが、万人にたいする暖かなものです。 わかりやすい言葉、短い文書なので、10分もあれば読めます。 すぐ出来上がった書のように思っていましたが、 実際は「長編小説を書くほどのエネ………分にきびしく、相手にやさしく。という自己を。  そして、すなおでかしこい自己を 」

このレビュアーはお薦め度を5としています。

7 生を慈しむメッセージ  17 point獲得のBEST書評  支持率 89.54 %

司馬遼太郎氏が1989年に小学国語の教科書向けに書いた2作品を収録。氏が子どもために書いたものはこの2つのみだという。本書は2001年に刊行されたが、こんな時代に再び注目を浴び、広く読まれるようになったことには………年代では、誰が後々そうしたことの担い手になるのだろう・・・とふと考えを巡らせた。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

8 人間として  32 point獲得のBEST書評  支持率 88.94 %

司馬遼太郎が歴史小説家として私たちに、メッセージを残してくれました。人間は自然に生かされているということを忘れてはいけないことと時代移り変わっても変わらない価値観あり、私たちに自分に厳しく、相手にはやさしくという自己を確立し、次の世代へ培ったものを伝えてほしいと語りかけてきます。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

この書評の本は・・・・・ 二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)