タイトルとコメントを読み、大いに期待して出版を待ってをいたのだが、内容はマクロ的な話ばかりで少々期待はずれであった。1,500兆円の個人金融資産が動き出せば、その経済効果が大きいのは理解できるし、またそれが動………である。著者が開講している「株式・資産形成講座」を受講せよということなのか・・・。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
世の中の常識と長いものに巻かれろ主義が、どのくらい日本に打撃を与えて来たかが、よく理解できる内容です。
個人の行動力の集積が、如何に大きなインパクトを生み出すか、目から鱗が落ちる思いがします。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
事実をきちんと整理・解釈して、ソリューションを提供するのはさすが大前さん。
大前さんの言っているインパクトが起こったら面白いかもと思います。
ただし、本を読んだ人が個人資産金融を使うかというとそれは別の話………の考えについてこれない日本人への
愚痴めいた感情が見え隠れしているからでしょうか。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
日本の個人金融資産は約1500兆円。
現在は低金利に甘んじていますが、それを5%で運用できれば、国家予算に匹敵する75兆円を毎年創出できます。
そのために、資産運用を学びなさい、というのが本書の主張です。
………うに感じられるのではないでしょうか。
参考になる記述も多かっただけに、残念です。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
心理学を経済学に応用した分野は比較的最近発達してきた分野であるが、しかし充分に専門家達の議論によって内容が深化されている領域でもある。大前氏は以前より、関連書籍を数刷読めば、もうそれでその領域の専門家である………を使え!との内容だけである。発言のための発言に終始している。立ち読みで充分である。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
平均寿命は世界トップ。
死ぬまで財産を殖やし続け、ピークは死ぬとき。その金額は3,500万円。
誰に残すかは、最後まで決めていない。
イタリア人は死ぬときはほとんど財産は残さず、アメリカ人の財産ピークは47歳。
日本………学も良いネーミングだが、われわれの抱く常識を軽々と事実で破いてみせる。
ここちよい。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
著者の提言はすばらしいと思いますが、購入してまで読む内容ではないと思いました。1500兆円の個人資産のほとんど所有者は人生の折り返しを過ぎた人たちでしょうから、50歳過ぎの人間の考え方(パラダイム)を変えるのは………今もですが)賢い国の指導者が現れればそのように国を運営することは可能だと思う。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
著者から日本人への最後の助言。そんな印象を受けた。
世界経済に対する日本の存在感が薄れて久しい。かつて世界を席巻したジャパンマネーは鳴りをひそめ、東京の株式市場は米国の住宅ローン問題で右往左往する始末。
今は昔、………は後者だ。だからこそ、日本人への最後の助言と感じてしまう。
さあ、今こそ決断の時。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 大前流心理経済学 貯めるな使え!