本書は良いビジネス本の代表格であると思いました。以下の点で優れています。
1. 基本が明確になっている。
1. 基本部分が太字で書かれている。
1. イメージ図が描かれていて、基本を視覚でも理解することが………。
忙しい方でも直ぐに読み終えられますので、是非、ご活用されてはいかがでしょうか。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
問題解決ツールは巷に多いが、問題発見ツールは余り体系だって整理されたものは少なく、そういった意味ではなかなか面白い試み。エッセンスとしては、①問題発見のとっかかりの視点を提供し、②問題の定義の仕方や分析・アプローチの………でさっと知りたいポイントが探せること。これだけも、なかなかまとまったものはない。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
前著、「問題解決プロフェッショナル」は衝撃的内容だったが、本書はその前段階とも言える、「問題を発見する能力」について解説をした本です。
「MECE」、「C/S、C/E分析」、「コーザリティ分析」などは前著とかぶってい………が問題なのか?」を問い、そこに向けての解答を導いてくれる本はそれほど多くありません。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書は課題に対する解決策を見出すその一歩手前のプロセス、すなわち、課題設定を適切に行う術を説いています。
事業会社のマネジメントに携わっており、日常業務に忙殺されがちな方が経営課題の本質を考察する際に手にすべき一冊………な構成となっており、いつでも適切な場所を参照できます。
仕事場のデスクに是非一冊。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
コンサルタント業務をしている知人にコンサル・スキルを学ぶテキストとして勧められた。類書と比べて「問題発見」に力点を置いている。売上高が落ちたから売上高を上げろといった「コインの裏返しの解決策」に走ることは大企業………ェッショナル」よりも後で刊行されているが、本書から先に読む方がいいかもしれない。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
まずタイトルである「問題発見」が新鮮。問題を解決する前に、その問題が本当の問題なのか?この点を気づかせてくれるだけでも、読むに値する良書です。さらに、コンサルタントが分析のツールとして実際に活用している数多くのテ………げる意味で非常に役に立つものばかりです。このパートだけでも十分に読む価値があります。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
経営コンサルタントが書いた問題の解決法の本がブームのようです。論理思考、フレームワークに基づいた解決策思考が中心です。しかし、その問題が本当に「問題」なのかを発見するための一冊です。前半は大局的に問題全体を構想す………とです。そのためのツールとして4Pを何とか使えるようになって「今」に活かしたいな。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
問題を解決するのに巷の本を参考にしてみたが、何故かうまくいかない。うまくいないのを本のせいにもしていたが、ばかなのは私であった!そう私は問題の捉え方を間違えていたのである。とかく問題に対して解決策は?、対応策は?と………本書の「問題発見の4P」は、問題解決を急ぐ私に、問題を把握する「ゆとり」を与えてくれた。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
この書評の本は・・・・・ 問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」