とても優しい例え話を織り交ぜながら、基本となる概念を紹介しています。昔の情報処理試験なんかこんなレベルから始まっていたなと懐かしさを思い出しつつも、新たに学ぶ点も多いと思います。
例えば、bitの概念なんて、………律速の法則やエントロピーなどを解いているのは、筆者の筆力によるものだと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
コンピュータの基本事項について書かれた本である。この手の本としては、珍しいことに
○ 数式が出てこない
○ 専門用語が出てこない
○ 軽い語り口調で書かれている
○ ユニークな例え話で解説している
…etc、非常にとっつ………た。
「コンピュータの本か…」と堅くならずに、気軽に読んでもらいたい一冊である。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
コンピュータの本は数多ありますが、本書のような一風変わった本はそうそうないと思います。
なにが変わっているかというと、まずは文体です。
とても高いレベルの内容を、知識の少ない小学生にも分かるように、やさしく語り………がします。
これはコンピュータ本であって、コンピュータ本の範疇を超えた名著です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
コンピュータからはかけ離れたたとえ話で話が進んでいきます。
というか、最後までそんな話ばかりです。
でも、この本を読み終えたあとに専門的な本を読むと、
「あの本に書いてあったことはこういうことだったのか!」………。
時々読み返してみて、基本に立ち戻ろうと思います。
大事にとっておきたい本です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この本はコンピュータの小手先のテクニックを解説本ではなく、本来は理解するのがかなり難しいとであろうコンピュータの根本的な知識を、著者独特の比喩と読みやすい文章で説いています。
例えるならば、頭のいい家庭教師が………にも通じるような、読み手にとってさまざまな受け取り方ができそうな不思議な良書です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
何なんだろう、この本。
ふつうのコンピュータの本とは、ノリが違う。
味噌汁? 油田? ダンボール? 自動販売機?
そんなの関係ないじゃん、と思うようなものと絡めて、結果としてはとっても納得させられてしまう。
お………よさを文章で説明しきれないのが情けないが、とにかくいい本であることは間違いない。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
まずタイトルを読んで「?」。
「コンピュータを理解する」なんて考えたこともなかった。
コンピュータは理解する、しないではなく、単に人の手足になって使うもの。
潜在意識の中でそんなふうに思っていたのだろう。
………者の巧みな文章捌きには感心しつつ、新しいタイプの現代教養に触れられたことに感謝する。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書はコンピュータ書の概念を打ち砕きます。
事細かなパソコンの使い方を指南するわけでもなく、パソコンの最先端情報を解説する本でもない。
パソコンの根本的な概念、知っておくべきだけれども、基本的には高度な概念で、………品です。
科学云々、ということを抜きにして、現代教養の読み物として楽しめる一冊です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ あなたはコンピュータを理解していますか? 10年後、20年後まで必ず役立つ根っこの部分がきっちりわかる! (サイエンス・アイ新書)