コンピュータの本は数多ありますが、本書のような一風変わった本はそうそうないと思います。
なにが変わっているかというと、まずは文体です。
とても高いレベルの内容を、知識の少ない小学生にも分かるように、やさしく語り………がします。
これはコンピュータ本であって、コンピュータ本の範疇を超えた名著です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
コンピュータの基本事項について書かれた本である。この手の本としては、珍しいことに
○ 数式が出てこない
○ 専門用語が出てこない
○ 軽い語り口調で書かれている
○ ユニークな例え話で解説している
…etc、非常にとっつ………た。
「コンピュータの本か…」と堅くならずに、気軽に読んでもらいたい一冊である。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
とても優しい例え話を織り交ぜながら、基本となる概念を紹介しています。昔の情報処理試験なんかこんなレベルから始まっていたなと懐かしさを思い出しつつも、新たに学ぶ点も多いと思います。
例えば、bitの概念なんて、………律速の法則やエントロピーなどを解いているのは、筆者の筆力によるものだと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ あなたはコンピュータを理解していますか? 10年後、20年後まで必ず役立つ根っこの部分がきっちりわかる! (サイエンス・アイ新書)