私自身、事件の舞台である潟Lャッツに16年間勤務していました。事件後、民事再生から転職を余儀なくされました。この本を読むまで、この事件の真相を理解していませんでした。私は著者である細野氏を知っています。加えて細………解説した良書です。加えて、人が人を裁くことの難しさを、この本は教えてくれています。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
公認会計士を目指す者にとっては一度は読んでほしい。 輝かしいイメージばかりがある花形の職種ではあるが、良いところばかりを見てはいけない。 こんな実情があるのを知って欲しいという作者の切実な思いが心に伝わってくる………律の違い、租税の重要性を訴える正に現代版の飯塚毅とも言えるであろう。 必読です。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ぜひ判決書も掲載して欲しかったと思います。
とりあえず最高裁のHPや著者のHPも見たのですが、見つけられませんでした。
読了直後の感想としては、確かに、検察の取調べの手法、公判準備の手法については、書かれている………
深い断絶があるのではないでしょうか。
判決書を読んでいないので何とも言えませんが。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
本書を読むにあたって、読者各位のレビュー、特にネガティブな評価を下しておられる方々のレビューを読んでから読み始めた。著者が偏った一方的主張をしているのなら、それに流されないようにしようと考えたからである………ら。最高裁が自ら”司法の自爆”に繋がるような判決を下さないことを祈ること切である。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
2004年3月、あずさ監査法人の公認会計士が、東証1部上場企業の害虫駆除会社キャッツの株価操作に絡む粉飾決算事件で逮捕された。被告は、逮捕後190日間の勾留を経て、一審・控訴審において有罪判決を受け、現在は最高裁に上………者、会計関係者だけでなく、一人でも多くの人が手に取って経済犯罪の現実について知って欲しい。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 公認会計士vs特捜検察