まだ読み始めたばかりだか、とにかく面白い。
株価操作というものがどのように行われるのか、
自白調書がどのようにでっち上げられるのか、
まるで映画を観ているように情景がありありと浮かぶ。
そして、腐敗しきった司法制度………とが、平然と法治国家で行われている。
本書を読んで司法制度の実態を知っていただきたい。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この作品における事件は法曹界の誤った正義感及び常識が根底にあって成立したものであると思う。彼らが共有する正義感や常識は、換言すれば彼らの中にある絶対の自己正当性ともいえる。一言で誤った正義感とか自己正当性といえば、聞………
最後に、なくなられたご令室並びに村上氏のご尊父様のご遺憾を偲び哀悼の意を表します。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
刑事事件有罪率は99.9%だという。その理由がこの本を読めば分かる。周防監督の映画『それでも僕はやってない』の会計士版である。最近では、志布志事件などのでっち上げが明らかになり、取り調べ過程の情報公開が議論さ………に、映画化してもらいたい。
詳細書評:http://blog.so-net.ne.jp/furuido/2007-12-09
このレビュアーはお薦め度を5としています。
読後の率直な感想として、本の内容は濃く、そして深く、いろいろな意味をもち問題を提起する本だと感じた。
形式的には上場会社キャッツの粉飾決算に加担した罪で有罪判決を受けた著者が、検察による捜査および起訴、裁判の過程をド………作用も生み、監査の人材流出が起きている負の側面からも目を背けてはならないと思う。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
主人が購入した本著を拝読いたしました。難しくて分からない部分もありましたが、話しのポイントや壮絶な情況は十分に理解できました。「それでも僕はやっていない」を昨年見た際に、主人と「こういう場面では絶対に警察と対………時に、著者のような方に今後の日本を引っ張っていって欲しいと強く感じる次第であります。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この物語により一つの犯罪が検察側にどのように立件され、それが法廷でどのように裁かれていくのかが理解できました。そして、職業的な専門家がクライアントとどう向き合って業務提供をしていけばよいのか非常に考えさせられ………いての納得のできる解釈、専門家が行った株価算定の有効性を示してほしいと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
驚愕の事実が世の中に公開された。キャッツの株価操縦事件にからみ2004年3月に逮捕された公認会計士による特捜検察との闘争の3年半が綴られている。
第1章の東京地検特捜部のつかみから圧巻である。検察の取調べ手法は常軌を逸………、それを止めることができない日本の司法制度には怒りを通り越して呆れるより他にない。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書は衝撃的な内容でした。
これまで常識だと思っていた検察捜査の実態は、実態を見ることのできない世間の常識とは大きく掛け離れていて法制度そのものの意義自体を疑うほどのものでした。
検察官の仕事が、被告人を有罪にす………を暴こうと闘っています。
本書が著者の今後の活躍に少しでも役立つことを願っています。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ 公認会計士vs特捜検察