マーケティングを軸とした経営戦略書かと思い購入したけれども、ぼくにとってはマーケティング的な視点は目新しくなく(さもいうと退屈)、むしろ戦略を実行する際のマネジメント(コミュニケーションのあり方など)の実行………りやすかった。
前半部分でくじけそうになったら、第3部以降だけでも読んでみてほしい。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
本書のテーマはタイトル通り『競争の厳しい既存市場(レッド・オーシャン)から、競争のない未開拓の市場(ブルー・オーシャン)へ乗り出そう』。と、ここまで見ただけで本書の雰囲気は胡散臭い。「ブルー・オーシャン」の説明に終始し………しれない。が、これから、本体系に基づいた様々なビジネス書が登場しそうな予感がする。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
スポーツの試合では勝者がいれば敗者がいますが、ことビジネスに関しては、必ずしもそうとはいえません。しかしレッドオーシャン戦略(旧来の競争戦略)ではゼロサムゲームを前提に供給者寄りの視点で議論されがちでした。………のパートも、代表的な業界のバリュー・イノベーションの歴史が語られていて興味深いです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
本書は、競争が激しい市場への参加を避け、競争のない新しい市場を
開拓することを訴えるビジネス書…ではある。
世界で何百万部売れたかは知らないが、経営学を少しでも学んだ方な
らば、本書の大半に退屈を覚えることは間………きるが、もし少
しでも経営を学んだことがあれば、時間をかけるだけ無駄だと考える。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
既存の市場をレッド・オーシャン、未開拓の市場をブルー・オーシャンとし、そのブルー・オーシャンでどのように市場を開拓していくかについて書かれた一冊です。色々な業界の研究がされていました。シルク・ド・ソレイユは………ないけど、市場のしがらみは大きいな。 ブルー・オーシャンを目指さなくては。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
非常に<やる気>のでるマーケティング論という感想です。
「競争のない世界を創造する」
勝ち組・負け組ではないですが、いかに勝つかを日々考え疲弊した頭には、
“ブルー・オーシャン”という名前の印象はさわやかです。………と思います。
他人の切り開いた航路をいかに手際よく進むかだけでは面白くないですから。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
なぜこの本が受けているのであろうか? それはネーミングに尽きると言わざるを得ない。筆者が主張していることはすでに言い古されたものばかりであり、中核コンセプトであるブルーオーシャンも、乱暴に言えばポーターらポ………かも新しい概念であるかのように売り出す書籍が多いが、これもその1つではないだろうか。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
これまでの経営戦略論とはまったく異質で(優れた)新理論を提起し、その具体的なノウハウにまで言及した一冊、という著者の触れ込みは、前書きや目次だけをみると、そのとおりの本だと思わせます。特に、第1部の戦略概念と基本………略論のうちのひとつとして、使えそうな箇所だけを活用するのがよろしいかと思います。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)