孫子に始まり、古今東西の戦略本は、いかに敵に勝つかに主眼を置かれています。しかしこのブルーオーシャン戦略で説かれているのは、敵との戦い方ではなく、戦いさえ必要としない開拓の仕方です。市場における開拓地の見つけ………、数年前に新興諸国市場へ積極的に進出した韓国企業の意図も、ここから読み取れる(かも)。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
名著『ビジョナリーカンパニー』の冒頭で、
同じく名著とされる『エクセレントカンパニー』が評価する会社が
後に(ビジョナリーカンパニー出版当時に)不調になったことを述べて、
”エクセレントカンパニーの評価基準じゃ………ィアを
利用して自分の利益にすることだろう。役に立つならそれでよいと自分は思う。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
このような戦略本は机上の空論的な概念の説明に終始する場合が多いです。しかし、この本は違います。アメリカの自動車産業やサウスウエスト航空などのケースも紹介し、この戦略をどのように企業に導入するかのノウハウも書かれ………、絶対読んだ方がいいと思います。目からウロコです。僕も会社で実践しようと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
とても理論的で分かりやすく戦略について書いてある本
このように書くから売れる本になるのか?とこの本の書き方自体がすでにブルーオーシャン戦略の一つではないだろうか?
今までの概念をさらに分かりやすく、理論的に、………書いてあるが、中身はとっても納得 自社のモデルと置き換えて考えれるとても実践的一冊
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ここに出てくるフレームワーク、視点は既存のものと比してユニークな部分はない。ブルーオーシャンはアンゾフの成長戦略マトリックスと何が違うのか?マーケティングのセグメンテーション、ユニークポジショニング、4P………実行に移す際の段取りについて多少参考になる部分はあるが。。図書館で借りて大正解であった
このレビュアーはお薦め度を1としています。
既存の市場(レッド・オーシャン)での競争から脱却し、未開拓の市場(ブルー・オーシャン)を開拓せよ!
本書は、豊富な事例を基に、孫子の兵法で有名な「戦わずして勝つ」を実践するブルー・オーシャン戦略が包み隠さず公開………戦略の理解が低下する恐れがある。そのため、先に本書を読破することをおススメする。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ブルーという、色をイメージを使用して静かな(未開拓な)市場の開拓を意識させる。大変うまいネーミングだ。
内容に関しても、事例を豊富に取り込んで判り易い内容になっている。
セグメントの構成要素の見直しと個々の戦………だ。
残念なのはSAPのASAPの記述は少し異なっていると思われるので、1ポイントマイナス。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
過去に誰かがやって成功したノウハウを紹介することが主とされており、タイトルは目新しさを売りにした感じだが、これは!というほどのものがない。著者が論理の前提としているような総論的考えは(ブルーオーシャンという考………分はすでに誰かに開拓しているからそれが過去の開拓例やノウハウになっているのだから。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
この書評の本は・・・・・ ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)