マーケティングを軸とした経営戦略書かと思い購入したけれども、ぼくにとってはマーケティング的な視点は目新しくなく(さもいうと退屈)、むしろ戦略を実行する際のマネジメント(コミュニケーションのあり方など)の実行………りやすかった。
前半部分でくじけそうになったら、第3部以降だけでも読んでみてほしい。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
赤い海での競争を避けて、青い海を切り開く。
まずタイトルの絶妙さが印象的でした。
内容も小難しくなく、論旨が明快です。
既存の市場ではなく、広い意味での代替産業をも視野に入れ、市場の境界を引きなおすという点は、従来の………、そう簡単には行かないのでしょうが、考え方・視点は個人レベルでも役に立ちそうです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
おそらく10年後にはMBAの教科書に載るであろうバリューイノベーション論について分かりやすく書かれた本です。新市場を創りだして競争から逃れようという主張自体は新しいものではありませんが、その手順とツールが非常に具体的………規事業を立ち上げようとしたり、差別化を考えている人にとっては参考になると思います。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
製品・サービスの価値の革新を起こす為のツールとして、「価値曲線」をコアとして論を展開する。シンプルながら、非常に強力なツールになりうる経営ツールについて解説する本書である。
が、主張の骨格のシンプルさと異なり………される。
著者らの提唱するツール自体は汎用性があり有用と考えられるだけに、少し残念。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
この本を読んでかつて読んだ「戦略シナリオ」を思い出しました。今これだけ注目されている本ですが、内容としては前書でも同様の趣旨は当然記されていています。新しい理論を提示しているとは思いませんが、「新たな価値………革をしようとする場合だけでなく、様々なビジネスシーンでも活用できると感じてます。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
本書は,ブルーオーシャンを実現するための「道具」と「手順」と「原則」を豊富な具体例を用いて示している.
また,ブルーオーシャン戦略によるイノベーションを実践しようとするとき,戦略キャンパス等の道具を用いた………り押さえながら,使えるカタチで「道具」と「手順」と「原則」を示した良書である.
このレビュアーはお薦め度を5としています。
既存の市場(レッド・オーシャン)での競争から脱却し、未開拓の市場(ブルー・オーシャン)を開拓せよ!
本書は、豊富な事例を基に、孫子の兵法で有名な「戦わずして勝つ」を実践するブルー・オーシャン戦略が包み隠さず公開………戦略の理解が低下する恐れがある。そのため、先に本書を読破することをおススメする。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ブルーオーシャンとは響きは良いが、
要は新市場創造の仕組みの話。
とはいえ、競争戦略論に代表される経営学に慣れた身からは
別視点での見方をうながすこの本は
「なるほどなぁ」と納得することしきり。
どちらがいいとかではなく、こういった発想の転換は
新たなビジネス展開を考えるきっかけになると思う。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)