アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役の書評

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1 ユニークで示唆に富む経営手法です  29 point獲得のBEST書評  支持率 85.34 %

 最近の稲盛さんは思想的な要素が強いですが、この本では「経営者」の本領がいかんなく発揮されています。組織を小さく分けて、そのメンバーが自覚と責任を持って働けば、生き生きとした職場になる。仕事は命令を受けてやる………ダーを育てる のところが参考になりました。含蓄のある文章が随所に見受けられます。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

2 志はよいが矛盾と言い訳も多い本でした  24 point獲得のBEST書評  支持率 88.94 %

これまであまり表に出ていなかった「アメーバ経営」について書かれており「ようやくどんなものかを知ることが出来る」と喜んで購入しました。この経営の前提にあるもの「信頼」「哲学」「理念」「志」はよいと思います。………とです。対立の構図を助長するこのやり方は、社内の雰囲気は確実に悪くなるでしょうから。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

3 口先に騙されず批判精神を養うために使える香具師の本  15 point獲得のBEST書評  支持率 93.84 %

一人ひとりの社員が一生懸命にやることが、経営にとって非常に有効であることについては、昔らビジネスをする者にとって分かりきっている。その誰でもが知っていることを新しい経営理念に見せかけて、著者はアメーバー経………いう言葉に騙されて一生を狂わせないために、何冊かの本を併読することは大切だといえる。

このレビュアーはお薦め度を1としています。

4 コンサルタント本とはひと味違う経営書  15 point獲得のBEST書評  支持率 93.84 %

アメーバ経営とは、市場に直結した部門別採算制度をベースに、リーダーを育成し、全員参加型経営を実現させるためのものである。京セラ名誉会長 稲盛氏が高収益・高成長を実現した京セラの成功の根幹を惜しげもなく披露する………「経営とは日々の判断が集積したものであり、その結果が実績となって現れるものである」

このレビュアーはお薦め度を3としています。

5 分散した機能と能力の極大化  13 point獲得のBEST書評  支持率 81.24 %

いわば、硬直的な組織ではなく柔軟な組織、固定的な組織ではなく自律的な組織、自らトライアル・アンド・エラーができない組織とできる組織の違いを明確に浮き彫りにしている。情報化の飛躍的な伸展の中で、一部の組織や人間だけに………必要となっている。これを本書は、具体的な事例をもとに、説得力ある論を展開している。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

6 稲盛の自慢本  13 point獲得のBEST書評  支持率 54.24 %

 「俺がこれだけ一生懸命にやっているのだから、俺がこれだけ会社のこと・お前らのことを思っているのがわからんか!」方式の稲盛和夫流の自慢話が延々と続く。 稲盛についてこれなかった従業員の処遇、うまくいかなかった………の辺のところ、何も書かれていない。 でも社会主義的な発想は、北朝鮮では受けるかもね。

このレビュアーはお薦め度を3としています。

7 、「経営者」視点に立った、物事の本質にとらえ方  11 point獲得のBEST書評  支持率 78.64 %

→京セラ、第二電電(現KDDI)を設立し、ここまで大きくした人だけに   その言葉に説得力があります   「アメーバ」と名づけられた小集団の凄さも.. →単なる偶然の積み重ねで、この成功を築いたのではなく   組織に働く人………は、会社経営を行うだけでなく、   人生を歩む上でも 十分に役に立つような気がします..

このレビュアーはお薦め度を5としています。

8 最も小さな企業体=アメーバが大企業を支える  9 point獲得のBEST書評  支持率 60.04 %

アメーバ経営と聞くと、なんとなく、ドロドロした印象を受けたのだが、アメーバ経営という言葉は、その形ではなく最小の単位、という意味で使われている。 アメーバという小さな組織を作り、そのリーダーは、その組織の経営者と………そのように考えさせるのが、経営者の役割であるということを思わせられた一冊だった。

このレビュアーはお薦め度を5としています。

この書評の本は・・・・・ アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役