最後にこう書かれている。倫理なき職業人,享楽だけを,追い求める自由人。なんか,今の日本みたい。もちろん,学術書とのしての価値高い。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
とりあえず定番かと思われます。こんな言い方もなんですが、内容はともかく、とりあえず読んでおいて損はないでしょう。という程度でしたが、やっぱり読まないわけにもいきません。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
資本主義。理念、あるいは論理的可能性としての資本主義ではなく、現実に目の前に展開されている人々の活動から「資本主義」というものを明確に切り取って見せて、その輪郭を確定したのは本書であると言っていいと思います。という………のです。というぐらい重みがある本。
「神は死んだ」というのは本当なのだろうか...
このレビュアーはお薦め度を4としています。
マックス・ウェーバーの当時の資本主義に対する認識、そこが知りたいと読書中にしきりに思いました。それは最後におぼろげながら自分なりに掴んだような気がします。とにかく、相当な知識量で迫ってきます。ウェーバーがどの年代………諸派の多さとそれぞれの違いは理解できなくても良いぐらいの割り切りが大事だと思います。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
この書評の本は・・・・・ プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)