「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の続編的著作。
上下巻共、読みやすく分かりやすい。
数字の持つ特殊性、トリックについて具体例を引いて記述している。
会計風知的技術については初心者向けで、奥は深そうなのかどうか………印象。
売れている本は、タイトルや見出しのつけ方がうまいなぁ、と感心しました。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
「さおだけ屋・・・・」の流れで手にした1冊
(手にした1冊が、下巻だったことに後で気が付いた)
参考になった点は下記
■禁じられた数字
代表的なパターンは下記の4つ
1.作られた数字
はじめから「こう………、企業の体制)が不明なパターン
よって、数字の根拠に注意することが大切。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
著者の前作「さおだけ屋」「食い逃げされてもバイトは雇うな」よりも
数段良かった印象があります。
特にビジネスの考え方でビジネスは二者択一ではない、「妙手を打て」は
素直に納得。会計は科学、ビジネスは非科学は当た………ソードは概して読みやすいです。費用対効果、減
価償却の考え方等も参考になりました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」の副題が「禁じられた数字(上)」と書かれているのをみて「おやっ」と思った人は多いはずです。この本のどこにも「禁じられた数字」は書かれていない。
本書の副題は「禁じられた数字………いのですが、「タイトルのつけ方が反則気味」なので、あえて星をひとつ減らしました。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
簿記・会計の本は味気ない。
資産とは何か。負債とは何か。資本とは何か。に続き、各項目のの詳細が説明され、
仕分けの練習問題があり、次に収益計算に移っていく。
全く砂のように味気なく、誰が書いても同じような内容になって………けして言わない。
そういうタイプなのだ。全く天性のエンターテイナーという他はない。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
数字の不思議を再認識させられます。例えば本書から例を抜き出すと「タウリン1g」と「タウリン1000mg」は同じことなのに後者の方がパワフルに感じるなど、数字や単位によって印象が異なります。特に2、3作品目に相当す………気シリーズ「女子大生会計士シリーズ」の藤原萌実も登場し、面白さを倍化させています。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
夢中になって、一気に読みました。面白過ぎます。脱予算経営や非効率の話は、痛快でした。上司にぜひ読んでほしいです。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
さおだけとこの食い逃げの上下巻で完結。
2205円で、会計の基礎、会計への意識改革ができるのだから十分お得ともいえる。
この下巻は、利益演出や減価償却など、扱っている会計のレベルは以前よりやや高い。
そのため………い。
ビジネスに対する捉え方や、社会の見方がワンランクアップする完結編であった。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
この書評の本は・・・・・ 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)