氏の三部作の中では、これがいちばんよい。特に、粉飾会計をして利益を増やすことへの手法の言及は多いが、この本で扱っている利益を減らす方の手法についての説明は目新しい。
特に数字中心主義、計画中心主義の限界について、………ムワークで整理をして、より全体感をつけてくれると、☆5つ。
次回作に期待したい。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな」共に読みました。
100万部を超えるベストセラーという割にはちょっと期待外れでした。
前2作が期待外れに終わったせいで、過剰な期待をしていな………戦的だった」とありました。
毒舌好みなのもおもしろいと思った理由かもしれません。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ヒット作の2作目3作目となると、だんだんと出がらしっぽくなってくる場合ももある。しかしこの本の著者は、自らテーマを設定し、上下巻にわたって構想を練り、それから書いていることがうかがえる。
トリッキーなタイトルで耳目を集めたが、中身はまっとうだ。若手社会人全般に薦めたい。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
160万部のミリオンセラー「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を書いた公認会計士による最新作(2008年1月)。帯には「さおだけ完結編」と書かれている。
完成までに相当な苦労を要したことが「あとがき」にも書かれ………数の視点を常に持つことです。」として締めくくっている。完結編という紹介に偽りはない。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の続編的著作。
上下巻共、読みやすく分かりやすい。
数字の持つ特殊性、トリックについて具体例を引いて記述している。
会計風知的技術については初心者向けで、奥は深そうなのかどうか………印象。
売れている本は、タイトルや見出しのつけ方がうまいなぁ、と感心しました。
このレビュアーはお薦め度を3としています。
「さおだけ屋・・・・」の流れで手にした1冊
(手にした1冊が、下巻だったことに後で気が付いた)
参考になった点は下記
■禁じられた数字
代表的なパターンは下記の4つ
1.作られた数字
はじめから「こう………、企業の体制)が不明なパターン
よって、数字の根拠に注意することが大切。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
著者の前作「さおだけ屋」「食い逃げされてもバイトは雇うな」よりも
数段良かった印象があります。
特にビジネスの考え方でビジネスは二者択一ではない、「妙手を打て」は
素直に納得。会計は科学、ビジネスは非科学は当た………ソードは概して読みやすいです。費用対効果、減
価償却の考え方等も参考になりました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」の副題が「禁じられた数字(上)」と書かれているのをみて「おやっ」と思った人は多いはずです。この本のどこにも「禁じられた数字」は書かれていない。
本書の副題は「禁じられた数字………いのですが、「タイトルのつけ方が反則気味」なので、あえて星をひとつ減らしました。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)