山田さんの会計新書が出そろいました。
会計ってこんなに面白いんだ!と、
ページをめくるたびに感動、感動でした。
その啓蒙的な筆致は圧倒的なものでした。
啓蒙プロジェクトはここで一段落したわけですから、
是非、………・経理入門」のお陰で、
簿記が大好きになりました。そんな本を書いて欲しいと思います。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
ネット上の書評などで評判が異常に良過ぎるので、
逆に少々厳しい眼差しを持ちながら読み始めました。
・・・が不覚にも読み始めたら夢中になり、
あっという間に読了。
悔しいけど面白かった・・・
「さおだけ屋」でも思い………のみなさん同様、☆5つを付けざるをえません。
新しい気づきがたくさん得られました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
著者の人気シリーズ「女子大生会計士の事件簿」の小説が入っていて驚いた。
事件簿シリーズとして見てしまうと物足りないが、著者が狙った、ケーススタディとしての役割は十分に果たしているだろう。
おとくいの「身近な例」的な話………会計本ブームの負の面を暴いてみせた、ある意味の責任のとり方は星5つに値すると思う。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
前作に引き続き、非常に読みやすい内容であった。
ケーススタディも充実しており、会計のことが、
まったく初めてのわたしにも、理解することができた。
上・下巻を通して、会計に対する、少しの苦手意識も
マシになったと………読めるくらい読みやすい。
特に、社会人になる前の学生の方には、ぜひおすすめしたい。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この「さおだけ屋3部作」の最終作は、
特別な思いをもって出版をずっと待っていた。
作者と同じ公認会計士という職業に就く者として、
今の世に蔓延する過度な会計信仰や、
本質を見誤った低俗な会計本・論調の乱発には
常々苦々し………用法を
これからもどんどん発信して、
世の閉塞感を打ち破っていってもらいたいものだ。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
女子大生会計士シリーズで楽しく経営者側の誤魔化しを暴いてきた著者が、今回は同業者(会計士や経営コンサル)的な考え方だけに偏らない大切さを説いている。
会計士や経営コンサルが数字を交えながら口にする、成果主義、………ったのではと思った。とはいえ相変わらず読みやすくかつ充分面白かったので4つ星です。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
前編の「食い逃げされてもバイトは雇うな」で「禁じられた数字<上>」という副題が付いていたので、そのうち下巻が出るのだろうと思っていたが、相当のインターバルをおいてようやく出たのが本書。前編の題名を完全否定す………会計学というよりは、数字に関する物事の考え方に関するよいエントリー書という感じか。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
私は『さおだけ屋はなぜ潰れないか』以来の山田氏のファンだ。今回の新書も大変面白かった。
筆者は「ビジネスは会計的な視点だけでは見ることはできない。」と述べている。その考え方は仕事を進める時にも当てはまると………当てはまる話だと思う。一面的な角度で他人を評価しないようにしないといけないと思う。
このレビュアーはお薦め度を4としています。
この書評の本は・・・・・ 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)