「会計学を、庶民の生活に応用すると、とても面白い観点で話ができた」という感じの本だった。タイトルの「さおだけ屋」や「郊外の高級フランス料理店」、「商品がいっぱいあるのに客が少ない店」などの経営は、読むと“な………、とても役立つ。「今、話題になるだけのことはあるなぁ」と、感心しながら読みました。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
これだけ簡単にわかりやすく、しかもコンパクトに説得力を持たせながら会計について説明された本は、全く素晴らしいというほかありませんね…会計の知識はあるのですが、この本はその真髄をコンパクトにまとめて深く教えてくれ………が、さらにそういう違った視点から見ると、もっと値打ちのある内容だと思いますよ。
このレビュアーはお薦め度を5としています。
これまでに少しでも会計学や経理関係の勉強をしたことがある人にとっては、既知の内容。会計学について全くの初心者対象という印象を受けました。とても売れているようなので読んでみたら、軽いエッセイみたいで拍子抜けと………中学生や高校生くらいの人が読んだら会計学に興味を持つきっかけになるかもしれません。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
『図解・儲けのカラクリ』のコンセプトに山田氏のこれまでの本に書かれたエッセンスを加えただけのお手軽本。光文社新書には素晴らしい著作が多く、それが同社のベストセラー量産の原動力となっているが、そんな数々の著者の実績の上に胡座をかいた駄作。これが100万部も売れるようでは出版業界は終わりです。
このレビュアーはお薦め度を1としています。
「へぇ〜」とは思う話がいくつか載ってると言うだけの話。
その話から、会計に持っていくのは無理があるでしょ。
期待しすぎないほうがいい本かな。会計の入門書でもなんでもないから。
暇つぶしにはちょうどいいかも。
このレビュアーはお薦め度を1としています。
簡単な例をあげて会計学にとっつきやすいよう配慮してるのだろうが、こんな例だけ読んでいても何がなんだか分からない。クレジットカード支払いでキャッシュフローを説明されても困る。会計について知りたい人はもっと実用的でしっかりとした内容を求めているから。中学生用の教材なら使えるかな。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
文章は確かに読みやすいが、軽薄。とにかく薄っぺらい。
行間からにじみ出てくる人生哲学の薄さはホリ○モンに代表する「拝金主義」なみです。
会計学では、「過度の保守主義はNG」ということをはじめに習いますが、筆者の金銭………
(本に書いているような内容はむしろ税理士先生方が触れる話で、会計士には関係ない)
このレビュアーはお薦め度を2としています。
著者が名付けてのかどうかは分らないが、書名で興味を引かれて買った人の期待を裏切っている本であることは間違いないかな。内容もみるべき点がない。会計をある程度知っている人には立ち読みで十分。会計を知らない人は他にもっとよい本があると思う。
このレビュアーはお薦め度を2としています。
この書評の本は・・・・・ さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)